マグニチュード

マグニチュードとは地震の規模を表わす単位で、各地の震度が一つの地震に対してさまざまな値を示すのに反して、マグニチュードは一つの地震に一つの値で表わされます。震央距離100キロの地点に、倍率2800倍の特定規格の地震計を置いて観測したとき、記録された最大振幅、ミクロン値の常用対数をもってMとします。例えば実際の振幅が3.5ミリの地震はM7となり、M8はその10倍、M6は10分の1の揺れ方をしたことになります。また地震エネルギーはM値が一増すごとに約30倍になります。必ずしも震央距離100キロの地点に観測所がなくても、他の場所の記録から換算して求めることができ、また正確な観測記録のない過去の大地震のM値は、伝えられた被害状況から知られる各地の推定震度をもとに算出されています。

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