地学

地学は地球に関する現象を自然科学的に究明する学間で、天体としての地球の運行を扱う太陽系を中心とした範囲の天文学、地球内部に起困する物理的現象、地震、地磁気・重力などを解釈しょうとする地球物理学、地球表面に近い岩石圏の成立ちを考察する地質学、岩石、鉱物学、吉生物学などを含め、地表の成因を考える地形学、地表の土壌を研究する土壌学、地表の水圏について扱う陸水学と海洋学、大気圏の物理を極める気象学、その他全般に地球に関する化学的現象を扱う地球化学などが、地学の分野です。
地球上に地殻が生じ、海洋と陸地との区別ができてから、地層の形成、その変位、火山活動等様々の地質的変遷を経て、今日まで達した全期間を、地質時代と言います。その長さはおよそ数10億年と推定され、始原代、古生代、中生代、新生代に大別されますが、最新かつ最短の時代の新生代でも約7000万年の長さがあります。各時代の堆積地層をそれぞれ古生層、中生層などと言いますが、新生代分地層はこれを網分類し、第三紀層と第四紀層に、後者はさらに洪積層と沖積層に分けます。
アジア大陸の東に連なる日本列島の形や配置は、地質時代を通じて決して固定された不動のものではなく、大きく変動しています。その速さや機構については、諸説があり、また地質学者と地球物理学者との間でも見解が分れています。昭和47年1月に開かれた太平洋北西縁地域に関する地質と地球物理のシンポジウムでもこの間題について討論が行なわれました。地球物理学者の多くが考えているプレートテクトニクスの理論と、日本付近の重力異常の観測値によると、大平洋からアジア大陸の下に向って沈んでゆく玄武岩物質の一部が熱せられて上昇し、日本海方面の地殻を押し拡げるため日本列島を大平洋側に動かしていると言います。これは諸説の一例になります。

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田舎暮らしとお金

田舎暮らしなどでよけいな建築コストがかからない物件を選ぶ基準は、土地の場合では急斜面はもちろんのこと、傾斜地などの場合は眺めが良いなどのよほどの好条件が無い限り基本的には避けた方が賢明です。道路付けや家の間取りにもよりますが、基礎工事などに平地よりも大きなコストがかかり、建てた後で使う場合に余分なお金や労力が必要となってしまいます。銀行などからお金を借りるとしても田舎の場合では担保価値が低いために、なかなか希望した金額のお金を借りることが難しいのが現状で、思わぬ家計の見直しが必要とされてしまいます。そして安いからといっても電気水道などのインフラが整備されていない土地も避けた方が賢明です。購入価格だけでなく建物を利用する時の工事のコストまで冷静に考えて土地選びをしましょう。

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