活断層
活断層とは地質時代のうちの最新の時代、つまり新生代第四紀に活動し、現在も活動が続いているとみられる断層のことで、活動のし方は連続的ではなく、間散的であり、数100年か数1000年に一度の急激な動きとして発現しますが、人類の目がら見れば全く突然の地震として感じられます。アメリカのアーツ、地球資源技術衛星が関東南部の写真を撮り、これに立川から霞浦に走る線形がみられることから、活断層の存在が指摘され、地震観測の強化が要望されました。ただしこのアーツの写真から活断層を断定するには異論もあり、さらにもし活断層であるとしても地震が近々に起るとは限らないために、これだけで地震予知にはつながりません。

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